10/25,26「えひめ障がい者就労支援セミナー2019」を開催しました
愛媛県障がい者一般就労移行等促進事業
「えひめ障がい者就労支援セミナー2019」
働く人、雇う人、ともに働く人を支える人…
みんなで、愛媛ならでの『障がい者雇用』について学び、考えました。
【プログラム】 令和1年10月25(金) 愛媛大学南加記念ホール 142名参加
1.障がい者が働くということ 社会福祉法人 横浜やまびこの里 相談支援事業部 志賀 利一氏
志賀氏ご自身の就労支援との出会いと、時代背景を合わせた制度の変遷、障害者就労支援のこれからについてお話しいただきました。
2.障がい者雇用をするということ NPO法人 障がい者就業・雇用支援センター理事長 秦 政 氏
秦氏のご経験から、企業からみた障がい者雇用についてお話しいただきました。日本社会の環境の変化から企業の立場として、障害者雇用は戦略的に企業全体の成長につながるっている。障害者就業・生活支援センターの三重での取り組み、沖縄市での職場体験などの事例を通じて、今、就業・生活支援センター(支援者)に求められることについてお話しいただきました。
3.働くためのアセスメント 早稲田大学 教育・総合科学学術院 教育心理学専修 梅永 雄二 氏
日本の雇用状況などをデータで踏まえ、なぜアセスメントが必要か? TTAPとESPIDDについて概要をお話しいただきました。
4.シンポジウム 障がい者雇用と就労支援の質をたかめよう!「新しい時代の雇用の輪」
進行:愛媛障害者職業センター所長 高木 雄二 氏
パネリスト:志賀 利一 氏・秦 政 氏・梅永 裕二 氏
ミウラジョブパートナー株式会社 代表取締役社長 福島 広司 氏
えひめ障がい者就業・生活支援センター 所長 本橋 祐一 氏
~ミウラジョブパートナー株式会社 代表取締役社長 福島広司氏~
ミウラジョブパートナー株式会社の取り組みについて紹介いただきました。
~えひめ障がい者就業・生活支援センター 本橋祐一氏~
愛媛県の各圏域の就労支援の状況について紹介しました。
講師を中心に事前に受け付けていた質問及び、当日の質問用紙に基づき、シンポジウムを行いました。支援者として一人一人にどう向き合うか?を皆で真剣に考え、これからの障害者雇用をどう進めていくのか、しっかり考え、センター間だけでなく、地域、圏域、愛媛県で考える契機としたい。
【プログラム】 10月26(土) 愛媛県身体障がい者福祉センター 大会議室 115名参加
1.TTAP概論(知的障害を伴う自閉症者のアセスメント)
2.ESPIDD概論(知的障害のない発達障がいの就労支援プログラム)
講師:早稲田大学教育・総合科学学術院 教育心理学専修 梅永 雄二 氏
梅永氏より ESPIDDについて
新しく開発された就労支援プログラムであり、知的障害のないASD(AS)について有効である。職場定着においてはソフトスキルが重要であり、自己理解を深めるツールともなる。ASDは3つに分類され、今までの職業リハビリテーションではフォローできないボーダーラインのカテゴリーがあり、新しく取り組むべきと話される。
講師:大妻女子大学共生社会文化研究所 繩岡 好晴 氏
縄岡氏より
知的障害のあるASDへのアセスメントツールTTAPについて
フォーマルアセスメントからインフォーマルアセスメントについて説明。ワークシートに基づき、アセスメントからの実習先の選定についてのワークを行った。
実技
ペアになり、職場実習アセスメントシートをもとに動画を見ながらアセスメントのワークや職業相談シートを元にインタビューを行った。